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ビジネス書おすすめ度:★★★★ のアーカイブ

こころを動かすマーケティング/魚谷雅彦

120年前から売れ続け・愛され続けている商品がある。
その会社の商品は日本で1日に約5000万人の人が買っている。
世界200カ国で愛されている。

今日はそんな会社の日本法人のマーケティング手法について書かれている
ビジネス本の書評・感想を紹介をしたいと思います。

※マーケティングの本というよりかは今までの事例紹介の要素が強いです。

タイトルはこころを動かすマーケティング。
日本コカ・コーラ株式会社会長の魚谷雅彦さんが書いたビジネス本です。

こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる ダイヤモンド社 2009-08-07
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starスペックで商品は売れない。こころをつかむブランドイメージも大切だ。
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ビジネス本おすすめ度は★★★★☆

 

コカコーラと聞いてみなさんが思い浮かべるのはおそらく

あの黒い炭酸飲料であろう。

その他にも

爽健美茶やジョージア、Qooなども有名。

最近では『いろはす』なんかがありますね。

 

それを考えて・作って・売っているのが日本コカ・コーラではないのです。

日本コカ・コーラは商品を考えてプロモーションを考える

ブランド構築・マーケティング会社なわけです。

 

実際に作ったり・自販機を置いたりして売っているのは全くの別会社です。

※この本を読むまでボトラー社とかは子会社かと思っていましたが全くの別会社です。

 

その日本コカ・コーラでの実例を魚谷雅彦さんの経験をもとに

実例で紹介しているのがこのこころを動かすマーケティングという本の中身です。

 

その本の中で感銘を受けた部分・勉強になった部分を

書評・感想として下記に紹介していきます。

 

・顧客は見てているのか

これは第3章にまとめられていて書かれていることなのだが

全てのことに共通するので一番最初に取り上げる。

 

魚谷さんが新卒で入社した『ライオン』で

プロダクトマネージャー(いわゆるマーケッター)になった30歳の時に

先輩に言われた言葉を紹介します。

 

プロダクトマネージャーという仕事は机に向かってだけするものではない。

朝から晩まで、全ての時間が仕事の時間だ。

例えば朝電車に乗ったとき、昼ランチに行った時、休日に家族ででかける時

夜寝る前まで徹底的に人を観察しろ。

この人達はどんな人なのか?なぜこうしているのか?次にどうするのか?

常に問題意識を持って考えろ。トイレに入った時にも考えておけ。

 

これは非常に重要なこと。

自分目線だけで考えないということであり、

ペルソナを作る上で重要な能力を育てることができる。

 

逆にこれができていなければ自分の考え、自分が感じたことを相手に押し付けるだけになる。

マーケッターだけでなく営業をやる人にも必要な視点だと思う。

 

・現場に足を運んでいるか

これは4章で書かれているので上の話にも通じるものがあるが

爽健美茶の誕生の話を実例にして話をしている。

 

当時、お茶といえばサントリーの烏龍茶がヒットしている状態で

コカ・コーラも烏龍茶で勝負したいとボトラー社の人たちは言っていた。

しかし、烏龍茶=サントリーというイメージが定着しすぎているので

他の商品でいかないと魚谷さんはダメだと考えていた。

※今も烏龍茶と言えばあのパッケージを思い浮かべる人が多いんじゃないかな?

 

そんな時に九州で試験的に導入していた商品が

全く宣伝をしていないのに、コカコーラの烏龍茶と同じ位売れていた。

それが爽健美茶でした。

 

そして、その商品を全国展開するか決めるために

選ばれた社員が九州の自販機まで行って横に立って調査をする。

調査期間は3日間。

内容は2つ①なぜ買うのか?②頻度はどのくらいで買うのか?

それに加えて優秀な社員がグループディスカッションまで開いた。

そこで得た結果が仮定のターゲットである若い女性に深くささっていたからさらに興味を引いたとある。

しかも、この調査後再度調査をすることはなかったという。

 

現場で見た社員の顔・目の輝きを信じたのだろう。

やはり机の上で数字とにらめっこして考えるものよりも

現場を見て、お客様の答えを見たものを信じるのが一番だ。

数字だけを調査させてそれを元に考えるだけではだめだと言う事だ。

 

それを社員の方が分かっていて自分たちの考えで

グループディスカッションをしてしまったというのがコカ・コーラの強みであると思う。

 

・ビジネスプロセスの起点はお客様である。

こんなことはどこでも言われていることだ。

でも実践できている企業がどれだけあるだろうか??

ボトムアップで商材開発しているところなんてほとんどないんじゃないだろうか??

 

最近ではtwitterなんかでソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さんが

ユーザーからの声を吸上げているのを見るが、どこまでそれがリアルに実現されていくかは

まだ分からないし、twitterはどちらかというとITリテラシーが高い人達が多いので

真の現場のお客様ではないような気もする。

 

自分が思うのは社長や本社機能がすべきは

現場の声を吸い上げること、現場の感覚でそれらを選別し商品に落とし込むこと。だと思う。

 

それをコカ・コーラで実践しているのがQooだというのだが

あんまり詳しい事例にはなっていないので残念・・・

 

・「intrinsic value」と「extrinsic value」

ブランド価値は2つに分類できる「intrinsic value」と「extrinsic value」がそれ。

「intrinsic value」とは基本的な価値(機能そのものということ)

「extrinsic value」とは付帯的に加わる価値(感情に訴える価値ということ)

この2つがブランド構築・マーケティングには必要だと書かれている。

 

どういうものを作るかが「intrinsic value」で

どういう風に感じてもらいたいかが「extrinsic value」であるということですね。

コカ・コーラにあてはめると商品そのものは変わっていないが

どう感じてもらいたいかというのはその時代によって変わるというか変えなければ受け入れられなくなる。

 

 

長くなってしまったので

まとめると・・・

やはりブランド構築・マーケティングは現場主導で行われるべきということかな。

そして、企業のマーケティングを担わせて頂いている自分はお客様のお客様が

どのような人なのか誰よりもよく分かっていないといけないと言うこと。

 

どんな本にも書かれているだろうし、基本的なことだけど

本当にできてますか??ってことだと思う。

お客様のことがしっかり見れていて

商品開発・マーケティング戦略に反映できていれば間違いなく売れる。

 

「本当にできていますか??」ということを問いかけられるような本でした!

 

マーケティングをやられる方だけでなく営業の方なんかが読んでみてもいいと思います。

そして、現場から声を上げても聞いてくれないと言う人。

貫くことをしなければならないと思わせてくれると思います。

 

会社にお客様の声・現場の声をリアルに伝えられる人がいないと

絶対にダメになると感じさせてくれた本でした!!

 

長い書評・感想になってしまいましたが・・・

今回ご紹介したおすすめビジネス本は

日本コカ・コーラの会長である魚谷雅彦氏が書いた

こころを動かすマーケティングでした!

 

以上!!

 

こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
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コカ・コーラパークが挑戦する エコシステムマーケティング マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか? 億万長者のビジネスプラン―ちょっとした思いつきとシンプルな商品があればいい ドラッカーへの旅  知の巨人の思想と人生をたどる ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦 (平凡社新書)

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HIS 机二つ、電話一本からの冒険/澤田秀雄

サイバーエージェントがtwitterのようなサービスを
12月にリリースするという情報があったので
アメブロに移るかぁと思っていたのですが・・・

以前頂いたコメントが嬉しかったので
やめるのやめました!!ww
やめるのをやめた記念の

第一弾おすすめビジネス本の書評は~
HISの創業者である澤田秀雄著の
HIS 机二つ、電話一本からの冒険という経営者の文庫本です。

HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)
HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫) 日本経済新聞社 2005-11
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star起業する人に勇気と知恵をくれる本

 

 

 このHIS 机二つ、電話一本からの冒険というビジネス本!
2、3年前に書店で見て気になってはいたのですが
その時に他の本を選びその後記憶から忘れ去られていたものです。

ただ、最近古本屋さんに行ったらたまたま
置いてあってそっこう買って、そっこう読んだ本です。
最近こんな感じのシュチュエーションで買った本が多いな・・・

このビジネス本はかなりおすすめ!
特に、自分で事業を興したいと思っている人や
自分で何かやりたいと思っている人に!!

この本の中で共感した部分をいくつか紹介していきたいと思います!

①みんながハッピーになれる事業は必ず成功する。
こんなのは当り前のことじゃないかと思うけれども
なかなか実践するのって難しいですよね…

特にベンチャーであれば、資金力も人材も不足してしまいがちなので
売上に目が行ったり、100%全ての人がハッピーになれるという商品を
開発するのが難しかったりする。

でも、この澤田秀雄さんはドイツ留学時代のビジネスから
このことを学び、今までの間ずっと一貫して貫いている。

例えば、HISと言えば
格安航空券で有名であると思うが
このビジネスをやっているのも
旅行に安くいきたいというユーザーと
閑散期の航空券を売りたいと考える航空会社の
マッチングをしている。

安売りをするだけではなく、自社の利益もしっかりと出す。

やはり、ベンチャー創業期からしんどいものの
この理念を貫けている会社は大きな難関にぶつかっても
乗り越えていけることが多いんじゃないかなぁと思う。

②26%と42%
これは自分が忘れないための備忘録。
この数字はシェアの話で

26%のシェアを得ると
自社の事業を有利に展開できるようになり

42%のシェアを得ると
市場の支配力が生まれる。

そのためにも
多くの事業に分散投資する事も大切だが
より経営資源の集中が大切であるということを伝えている。

これは、どうなんだろう。
むやみやたらに事業展開をするのは絶対に
意味のないことだが・・・
必要な時もある気がする・・・
もちろん相互に伸ばしあえる事業ならね・・・

③企画の成功、失敗の判断指標
・値段
・品質
・オペレーターの質
・ホテル予約、座席の状況などその他の要因
・時代のトレンド
これは、すげー共感した。

商品の成功、失敗は現場が一番良く分かる。
直接話を聞くし、説明するし
何より肌で感じることができるからね。

同じようなことが最近読んでいるビジネス本の
日本コカ・コーラ会長が書いた
こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
パタゴニア創業者が書いた
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論にも
書かれていた!

結果をその時の数字だけで判断すると
えらい目に合うのもものすごく分かる。
この視点は持ち続けようと思う。

④目標は到達できると自分を信じること!
『どんなにつらい困難にぶつかっても、どんなに不安な毎日をすごしていても
決して簡単にあきらめてはいけない。
最後には目標に到達できる、必ずできると自分で自分を信じることこそが大切なのだ』

成功した人だから言えるんだと思う人がいるかもしれない・・・
でもそれは絶対に違う。

なぜなら、そう思う人は自分が成功すると信じていないから。

成功すると最後まで自分の事を信じた人間が成功するんだ。

これはもちろん、過信をするということではない・・・
当り前のことが書いてあるように思うが
上記以外にも色々と勉強になることが書いてあります。

そして、HIS 机二つ、電話一本からの冒険を読んで
企業としてHISが好きになりました。
HISの今後の動きをチェックしたいと思っています。
是非あなたも読んでみて!!

今回のビジネス本の書評紹介はHIS 机二つ、電話一本からの冒険でした!

HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)
HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫) 日本経済新聞社 2005-11
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おすすめ平均 star
starモ投資を拡大する事業家は、内外モの壁を崩す
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すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫) ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 (日経ビジネス人文庫) ヨネックス米山稔負けてたまるか。―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫) 一勝九敗 (新潮文庫) JTB 旅をみがく現場力

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逃げない人を、人は助ける/芦崎治

このブログからとあるビジネス書が売れて

嬉しくなったので、書評の更新を増やしていきます!!

 

ブログを見てくれている人がいて実際に動く人がいると嬉しいですね・・・

 

今回ご紹介させて頂く、おすすめビジネス本は~

テンプスタッフについて書いてある

逃げない人を、人は助けるという本です!

 

逃げない人を、人は助ける
逃げない人を、人は助ける 中経出版 2003-12-27
売り上げランキング : 387779

おすすめ平均 star
star☆4個ですが、
starよくも悪くも企業の本

 

 

ビジネス本おすすめ度:★★★★☆

 

ホワイトカラー系の人材派遣で有名な

テンプスタッフについて書かれた本です。

 

メインで描かれているのは

テンプスタッフ創業者でもある、篠原欣子さんの経営手法について

創業時からの流れをもとに書いている。

 

篠原欣子さんといえば

留学時に影響を受けて

日本に『人材派遣』をもってきたという話で有名な人だが。

 

いやーー非常にいいですよ!!

「世界の女性経営者50人」に選ばれるだけある。

すごいの一言です。

 

具体的にすごい!!と思ったことをいくつか挙げます。

 

一番最初に従業員を雇い入れるときに

篠原欣子さんはテンプスタッフに入社したいといっている人をとめて

1年間、派遣スタッフとして働いてからにしてくださいとと言った。

何故か?

それは・・・

『従業員が入ってきて、もし会社が潰れても1年分の給料を保証できないから』という理由だった。

 

こんな経営者、聞いたことない・・・

普通、そんなこと考えられんよ・・・

 

しかも、それは一度ではない。

 

従業員数が増え、

会社が情報漏えい事件を起こしてしまった時も

全従業員を集め

『今回のことでもし万が一、

会社がなくなってしまっても1年分の給与を保障するので

転職先をしっかりと探してください』と言っているようだ。

 

正直、びっくり。

 

言うだけなら誰でもできるが

その信念を曲げないところがすごいね。

しかも、会社を急成長させながら・・・

 

また、

この本の最後のほうにあった話であるが

会社が年商数百億になったころにでも

『営業同行』をしているらしい。

 

それだけなら、なんか聞いたことがある話なのだが。

 

営業先に行った時の話が感動。

 

営業先に行き、受付のスタッフに深々と頭を下げ

今日はよろしくお願いしますと、言うらしい。

そして!!

 

テンプスタッフから派遣しているスタッフを見つけ

またまた、深々と頭を下げ

『篠原です、いつも本当にありがとう、がんばってね』と言ったらしい。

社長がそんなことを本気で毎回やっていたら

社員が同じ事をしない理由はないだろう。

 

彼女が人材派遣業をする上で

大切にしていることが

『お得意先とスタッフを同じくらい大切にする』というもの。

 

某ブルーカラー系の

G社とかF社とかの話を聞いたことがあるけど

天と地との差。

『顧客も大切にしない、スタッフも大切にしない』みたいな

やわらかく言ってそんな感じだと聞いているからね。

それが、今の結果になるんだろうというのは

誰が見ても分かる結果。

 

しかも、

創業時は

お客様である法人からの入金よりスタッフへの給料支払いの方が先だったらしい。

 

これは、ありえん。

 

普通逆だろ。

 

しかも創業時だよ??

頭がいかれているとしか考えられないが

 

人材派遣という

新しいものを理解してもらおうと

必死だったんだろう。

 

まぁ、とにかく

すごい!!

 

でも、絶対にできっこないことはやっていない気がする。

やっていることだけを表面的に見ればの話だが。

 

当たり前のことを当たり前にやりつづけることの大切さ!

そのことによってもたらせることの大きさを学んだ一冊でした。

 

 

長くなって申し訳ないですが

いろいろありすぎて

断片的な部分しか書けていません。

 

ぜひ一度は手にとって読んでみてください。

 

今回のおすすめビジネス本の紹介は

テンプスタッフについて書かれた

逃げない人を、人は助けるという本でした!

逃げない人を、人は助ける
逃げない人を、人は助ける 中経出版 2003-12-27
売り上げランキング : 387779

おすすめ平均 star
star☆4個ですが、
starよくも悪くも企業の本

 

ネトゲ廃人 人材コンサルタントに騙されるな! (PHP新書) 粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 (文春文庫) 経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男 (日経ビジネス人文庫) 新たなる「挑戦」―夢をカタチにする時

 

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