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ビジネス書おすすめ度:★★★★★ のアーカイブ
ザッポスの奇跡/石塚しのぶ
- 2010-03-01 (月)
- ビジネス書おすすめ度:★★★★★ | ビジネス書の書評
今日のビジネス本の書評・感想は~
靴のネット通販をアメリカでやっている
あのアマゾンがこの会社のいいところを注入したくて 買収してしまった程の会社である
「サービスカンパニー」ザッポスという会社について書かれた
石塚しのぶ著のザッポスの奇跡というビジネス本についてです!
| ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは |
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ビジネス本おすすめ度:★★★★★
以前、最近読んでいる本で紹介して
読みっぱなしにして書評を書いていなかった本です…
ただ、本当にザッポスという会社はすごい会社で
多くの方に知ってもらいたいと思ったのでしっかりと書評・感想を書いていきます。
このザッポスという会社は
「靴」をネットで売っているから会社が本になったワケでも
売上が飛び抜けてすごいから本になったワケでも
社長がものすごいカリスマ性があるから本になったワケでも
ものすごい技術力を持っているから本になったワケでもなくて!!!!
企業文化がすごくて、多くの人がこのザッポスの企業文化に触れて
幸せになっているから有名になり、このように本にまでなっているのです。
ですので、このブログでもザッポスの奇跡の中から
ザッポスの企業文化を中心に紹介していきたいと思います。
ザッポスの理念「至上の顧客サービスとエクスピリエンスを提供する」
ザッポスはこの掲げるだけでなく徹底的に実践している会社です。
例えばある女性が病床の母親に靴をザッポスで複数購入したのだが
まもなくその母親が亡くなってしまった。
そこに、ザッポスから購入した靴の具合いを訪ねるメールが来た。
その女性は母親が亡くなってしまって返品したかったが返品できなかった旨を伝える。
すると「宅配サービスを送りますから、ご心配なく」という旨のメールが直ちに送られてきた。
ザッポスでは返品は無料だが、返品する荷物は自分で送る決まりになっいる。
しかし、そのポリシーを覆してまでこの顧客の要望を通したのだ。
しかも、その後この女性にザッポスからメッセージカードと花束が送られてきたのだ。
これは、この女性の友人・知人がやったことではないザッポスという一企業が行った事なのです。
しかも、これは何もマニュアルに則ってされたサービスではなくて。
この女性のメールを受けたコンタクトセンターの一社員が行ったサービスなのだ。
上記は一例でしかない。
このようなことが毎日次から次へとザッポスでは起こっているという。
何故か??
ザッポスはのコンタクトセンターにはマニュアルもスクリプトも何もなく
社員が一人の人間としてお客様に感動を届けることをしているのだ。
だから、普通のコールセンターにはあるのだが、ザッポスには通話時間を図る仕組みはない。
今までの最長時間はなんと4時間だそうだ。
普通のコールセンターは生産性を高めるためにより短く作業を終わらせることが目的とされている。
でもザッポスではお客様に感動(WOW)を届けることが目的とされているのだ!!
しかもそこに決まった手段はなく、従業員一人一人に任されているというから驚き。
まぁ、決まった手段では一人一人に感動を与えられるサービスの提供なんかですよね…
ここで多くの方が思うこと。そんなんで会社成り立つの??
成り立っちゃうんです!!しかも驚きの数字です。
新規顧客の43%が「友人知人に勧められて」ザッポスで購入するという!
まさに口コミ。普通の会社だと数%じゃないだろうか?
そしてもっと驚くのがリピート率。
なんと!!!!75%!!!!!リピート率が75%って…すごすぎです。
この数字を生んでいるのは一人一人のお客様に
感動を与えられているということの証明でしょう。
しかも売上は10億ドル。日本円にすると1000億円(今の数字では900億円)
普通の会社のカスタマーセンターは
時間を測ったり、スクリプトを使ったり、バイトを雇ったり、そもそもアウトソースしたりと
徹底的に効率化が図られどのくらい、コストの削減を実現できるかが主眼におかれている。
でもザッポスでは
いかにお客様に感動を与え、ファンを作り、口コミを促すかと言うところに主眼がおかれ
そのために徹底的に投資をし、カスタマーセンターを1部署と考えるのではなく
ザッポスの企業の中核においているのだ。
この違いが競争優位性を生んでいる。
ただ、この違い。
他社がやっていないことからも分かると思うんですが
ただ、従業員任せにしても絶対に成り立たない…
これを成り立たせているのが企業文化の浸透とその仕組み。
長くなりすぎるので簡単に説明します…
・コアバリュー
行動指針のようなものですね。
すごいのはこのコアバリューを産むことに1年の期間をかけて
100名以上いた従業員全員参加で行動指針を作ったこと。
しかも徹底の仕方がすごい!
従業員がこのコアバリューを元に仕事をしているのではなく生活をしているのです!
プライベートの時でもこのコアバリューに則って生活をしているのです。
なぜそこまで徹底できるのか??
・ 人財採用
ザッポスは採用において
技能を試す「スキル・フィット・インタビュー」と
文化適性をためす「カルチャー・フィット・インタビュー」があり
どんな優秀なスキルがあってもカルチャーに合わなければ採用をしない。
文化に合わない人をバスに乗せないのです。
※長くなりすぎるのでより詳しいことは本で読んでください…w
・人財研修
新入社員は入社後4週間の研修を受けるのだが
2週間は全社員が「カスタマーセンターでの研修」
要するに、電話での対応を行うのだ。
お客様に感動を伝えるとはどういうことかを身を持って体験するためである。
そして残りの2週間は理念・10個のコアバリューに基づいて
プレゼン・ディスカッションを受ける。
特にコアバリューについては決まった授業ではなく
一般社員がそれぞれのお題について授業をするのだ。
※授業と言っても受身の授業ではなく体験出来る授業ばかり。
また、この研修の第一週目でどうしても文化に合わないと思われた人には
2000ドルの報酬とともに会社を去るという制度がある。
一週間で約20万の採用辞退ボーナス。
この目的は文化に合わない人を入れずに
会社の文化を維持し、成長させていくためにあるのだという。
しかも、この採用辞退ボーナスのオファーをする割合が約1%!!!!
どんだけ、的確な採用方法をとっているのだ!!という数字。
他にも…
・顧客の声を知る現場の社員の声を大切にする実例
・お客様とつながるためのtwitterやブログ、SNSの活用
・ノードアポリシー
などなどたくさんの企業文化を成り立たせる仕組みが存在する。
ここで紹介すると長くなりすぎるくらいです…
ぜひ、一度手にとってみてください!
読んで絶対に損はしない。
顧客第一主義とか
人財とか
言っている会社は多いけれど
ここまで企業文化を中心に騒がれる会社はなかなかないのではないか??
そのくらい凄い会社であると思います。
もちろん真似をしてうまく行くわけではないです。
このまま真似をしても100%失敗するでしょう。
ただいい企業文化を作り、根付かせ、成長させるためのヒントが
この本には詰まっていると思います!
経営者・起業を志す人!絶対読んだ方がいい!!
全て紹介できなくて残念ですが
手にとって体験してみてください。
今回ご紹介させて頂いたのは
「企業文化」で世界を驚かせる企業ザッポスについて書かれた
ザッポスの奇跡というビジネス本の感想でした!!
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※この本のサイトで、『著名書評家による紹介』というタイトルで紹介して頂いています!
(全然著名ではないのでご注意ください!w)
経営パワーの危機/三枝匡
- 2010-02-25 (木)
- ビジネス書おすすめ度:★★★★★ | ビジネス書の書評 | 経営者の本
今回ご紹介するビジネス本は~
ずいぶん前に読んだ本ですが・・・
経営パワーの危機という文庫本です!
| 経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫) |
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この本は自分が尊敬するある方に
おすすめされた戦略プロフェッショナルという本を読んで
面白かったのでシリーズ化されている
この経営パワーの危機という本も読んでみようと思って買った本です!
やはりアマゾンでの評価も非常に高いですね!
この本は
現在株式会社ミスミという会社の代表取締役である
三枝匡という方が書かれた本です。
三枝匡さんの経験をもとに書かれた
物語でリアリティがあるので非常に想像しやすくて
とても勉強になりました。
物語の内容は
大企業に務めている伊達陽介が
投資先である倒産寸前のベンチャー企業に
乗り込みたて立て直しに奔走する様子を描いたものです。
この本の中で参考になった部分をいくつか紹介していきます。
・経営にストーリー性を持たせる
演出家でもありかつ主役でもある社長おうがそれを自分のドラマである
社長がそれを自分のドラマとして完全に理解し、徹底的に演じきり、
社員を燃えさせることができるかどうかが重要!
この言葉はえらい共感!
社長の中にストーリーがなくいきあたりばったりの会社では
うまくいったとしてもたまたまであると思う。
また、それを演者である社員に浸透させ実際に行動に移すことが大切。
言葉で言うほどそんなに簡単なことではないが・・・
ただ、上記の文章では
社長が主役とあるがそれは個人的には違うと思う。
あくまでも主役は社員でありストーリーを作り上げていくのが社長の仕事だと
思うのだがどうなのだろう?
・らしさの保持
その会社が存在する意義である「らしさ」を忘れてはいけないということ。
例えば技術力のあるオーダーメードの家具屋さんが
いきなりターゲットを捨てて家具を大量生産する商品化に
踏み切ることはしてはいけないということ。
ここでダメだと行っているのはのは自分たちの『強み』をすてること。
そんな事しないよね?と思うかもしれないが結構ありえる話。
例えばデフレが起きてオーダー家具が売れなくなり
イケアやニトリが売れ始めているから
技術力がある自分たちも格安で普通の家具を販売しよう!とか…
どう考えたっていきなりそんなことしても無理ですよね??
だって、今までやってることと全く違うノウハウがいるんだから…
・名経営者に共通する2つの要素
1つ目が「夢」への強いこだわり
また、この「夢」を誰にでも分かりやすいシンプルな言葉で語れること。
2つ目が「夢」を実現するためにならあえて危険を犯す「リスク志向」
この「夢」をホラにしないためにも
「リスク」を無謀にしないためにも的確な戦略が必要である。
確かに!!
この本では京セラ創業者で日航のCEOを引き受けた稲森和夫さんの
例があげられているが、ソフトバンクの孫正義さんにも
これはぴったり当てはまっている。
自分も「夢」をホラにしないためにも「リスク」を無謀にしないためにも
日々奮闘し的確な戦略を見いだせるようにトライアンドエラーを繰り返さなきゃな…
長くなりすぎるのでこのあたりで書評を終わりにしますが
他にも新商品をローンチして拡販していくための戦略とかが
書かれているので本当に面白いですよ!
起業したいという方や経営者など
経営に携わりたい方には読んでもらいたい本です!
自分ももうちょとしたら読み返してみようかなと思います!
以上!
今回ご紹介したビジネス本は
現株式会社ミスミ代表取締役三枝匡著の
経営パワーの危機という本でした!
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この本を見た方は下記の本も見ています!
すべては一杯のコーヒーから/松田公太
- 2009-10-26 (月)
- ビジネス書おすすめ度:★★★★★ | ビジネス書の書評 | 経営者の本
あーーーいろいろとございまして久々の更新です。
もう更新してないからこのブログいいやと思った人
ストップ!!
これからしっかり更新します!!
今回ご紹介するおすすめビジネス書は…
すべては一杯のコーヒーからという文庫本です!
| すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫) |
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つぼっぱ的 ビジネス本おすすめ度:★★★★★
すべては一杯のコーヒーからというビジネス書は
タリーズコーヒーを創業された松田公太さんが書かれた本です。
この本はいろいろなブログですすめられていたので
いつか読もうと読む本リストにピックアップされていた本です。
それで、たまたま入った古本屋にあったので買ってそっこうで読んだ本です。
一言。
面白い。
文章はあまり上手ではないが
この松田公太という人の熱い思い
タリーズコーヒーというものへの愛をものすごく感じる本。
また、この松田公太という人の
情熱を持った行動力や
『フェロー』と呼んでいる仲間への敬意・愛は
非常に共感できるし
こうゆう考えを持った企業だからこそ
数ある難題を乗り越えていけたんだろうと思った。
このすべてはいっぱいのコーヒーからという本の中で
特に感銘を受けた部分を紹介していきます。
まず、この松田公太という人のものすごい情熱をもった行動を紹介します。
タリーズコーヒーは
アメリカのシアトルで流行っていたスペシャリティコーヒーという
普通のコーヒーよりも美味しいんだけど
少し割高なコーヒーを日本に持ってきたもの。
アメリカのシアトルでは
すでに何十店舗ものスペシャリティコーヒー店があったのだが
松田公太さんが銀行マン時代に出会い、ほれ込み
その中でも一番美味しいものを日本で展開すると決め
全てのコーヒーを飲んでタリーズに決めたそう。
そこからが彼の情熱のすごさ。
休日はそんなに時間がなかったのだが
すぐにタリーズコーヒーに電話をし
会長のトム・オキーフにコンタクトを取ろうとしたが
あやしい日本人から電話だということで
『外出中です』と居留守を使われた…
ただ、そんなことでは諦めない。
日本に帰ってから
タリーズが日本に上陸するのであれば
どのような戦略を持ってやるべきかという内容を
メールで毎日送りつけたのだった。
しかし、反応は最悪で
『参考になる助言をありがとう』というくらいのもの。
あなたならどうします?
諦めますか??
彼は、2ヶ月間そのメールを続け
とうとう銀行を退社してしまいました。
そして、再度シアトルに電話をかけ
トム・オキーフが日本に出張中で
東京の帝国ホテルに滞在中であることを知った。
そのことを知るとすぐに
帝国ホテルに行き、
少しだけ時間をくれと頼んだ。
そこでトム・オキーフと話をすると
タリーズは日本に出店するために
日本の企業と提携をするために
日本に出張するのだという。
その提携先というのが
大手企業でかつ全国に店舗を持っている会社。
その店舗内にタリーズコーヒーをオープンさせていくという
提携内容であることを知った。
しかし、松田公太さんは
『それでは絶対に失敗する』と断言。
なぜなら
日本の喫茶店で売っている
コーヒーよりも割高だから
普通のコーヒーとは違い”美味しい”ということを
しっかりとブランディングしなければならない。
そのためにも日本でも一等地に
一店舗目の出店をしないといけないと伝えたのだ。
いきなり若い日本人がやってきて
提携先の否定をし
自分だったら成功できると
断言されて誰が信じるんだろう。
でも
トム・オキーフは彼にとても興味を持ち
これからも連絡を取り合おうと言い
アメリカに帰っていった。
そして、
次にアメリカに行ったときに
このなんの実績もない
元銀行マンと契約を結んだのである。
おそらく
彼の情熱を感じ取り、
彼なら成功するまで絶対にやり続けるだろうと
感じたんだろう。
でも、すごいよね・・・
日本の大手企業に
元銀行マンの青年が1人で勝ってしまうんだよ・・・
どれだけパワフルなんだ・・・
また、彼は
タリーズコーヒーで働く人を
『フェロー』と呼びとても大切にする。
その中でもとても印象的だった言葉を紹介します。
『アルバイトフェローを叱る時に真剣に叱りなさい。
何故叱ったのかを理解してもらうために徹底的に説明しなさい。
そして何より、アルバイトフェローを好きになって、
彼らに成長してほしいと心から思うことが大切です』
こんなことは当たり前だと思う人が多いと思う。
ただ、実践できている人ってなかなかいないんじゃないかな・・・
彼のこの言葉が本気で思っているということを証明する出来事がある。
銀座に店をオープンし
なかなか上手くいっていなかったときに弱音を吐いてしまった時に
アルバイトの一人が
『何を言っているんですか!日本でも絶対にナンバーワンになるんです!』と言われたのだ。
こんなことアルバイトの子はいわないよ??
松田公太という人に魅力があったり
目標を共有していたり
アルバイトの人のことを本気で愛していないと言われない言葉だと思う。
まぁ、こんな感じでとてもパッション溢れる
松田公太という人が仲間と作った
タリーズコーヒーというブランドの話!!
他にも
新店舗をオープンさせる前に
近くのお店から外を見て
1日中その通りの通行人が
どういう人で
どういう動きをするのかを分析したり
第一号店で
なんの実績もないのに
銀座に店を構えると決めて実行していったときの話とか
面白い話ばかり。
この本からは情熱が人を動かすっていうことを
マジで学びました。
情熱を外に出すこと
苦手なことですが
大切ですね!!
訓練訓練!!!
まじで面白いビジネス本だと思うので
何かを諦めようとしている人とか
仕事で苦しんでいる人とか
ぜひ呼んでみてください!!
情熱・目標・夢があれば
何でも出来る!!
そう思える本です!!
では!!
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